西松屋チェが下げ幅を拡大、８月中間期２ケタ営業減益を嫌気

　西松屋チェーン<7545.T>が後場終盤になって下げ幅を拡大している。午後２時３０分ごろに発表した第２四半期累計（２月２１日～８月２０日）単独決算が、売上高６８６億３９００万円（前年同期比０．７％増）、営業利益３４億２２００万円（同１６．７％減）、純利益２３億７９００万円（同９．９％減）と２ケタ営業減益だったことが嫌気されている。

　衣料部門の春物・初夏物で出足に苦戦した一方、夏物バーゲンセールが好調で、売上高は増収を確保したが、人件費の増加などを吸収できなかった。

　なお、１８年２月期通期業績予想は、売上高１４０５億３０００万円（前期比３．１％増）、営業利益７９億４０００万円（同０．９％増）、純利益５４億４０００万円（同６．３％増）の従来見通しを据え置いている。

　また同時に、２０万１０００株（発行済み株数の０．３１％）、または２億円を上限とする自社株買いを発表したが、これに対する市場の反応は限定的のようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）