大水、今期経常を50％下方修正

　大水 <7538> [東証２] が11月4日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2億0300万円の赤字(前年同期は3億9300万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の3億円→1億5000万円(前期は4600万円)に50.0％下方修正し、増益率が6.5倍→3.3倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比19.6％減の3億5300万円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は1億3000万円の赤字(前年同期は3億3300万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-1.3％→-0.8％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年８月５日に当初公表いたしました通期連結業績予想の修正は、2022年３月期の期首より「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号）等を適用したことによる売上高への影響額に係る修正を行いましたが、各利益項目については2021年５月11日に公表した業績予想から据え置いておりました。　当第２四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大をうけて緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が継続され、経済活動が制限されたことに伴う外食需要の低迷などの影響を受けました。新型コロナウイルス感染症の影響は下期より徐々に薄らいでいくと予想しておりますが、上期の業績の落ち込みが当初の予想以上でありました。これに伴い通期の売上高及び各利益は当初の予想を下回る見込みとなりましたので、当該期間の落ち込み分について2022年３月期通期の業績予想を修正いたします。　なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。