決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 安川電、タマホーム、イオンモール (1月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　タマホーム <1419>
　22年5月期の連結経常利益を従来予想の113億円→120億円(前期は110億円)に6.2％上方修正し、増益率が1.9％増→8.2％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　エコス <7520>
　22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比5.1％増の43.4億円に伸び、通期計画の48億円に対する進捗率は90.5％に達し、5年平均の63.6％も上回った。

★No.5　進和 <7607>
　22年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比88.4％増の12.6億円に拡大し、9-2月期(上期)計画の20.8億円に対する進捗率は60.7％に達し、5年平均の37.8％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<1419> タマホーム 　　東１ 　 +18.06 　　1/11　　上期　　　 48.53
<7520> エコス 　　　　東１　　 +6.99 　　1/11　　　3Q　　　　5.10
<2462> ライク 　　　　東１　　 +6.86 　　1/11　　上期　　　 -3.73
<7513> コジマ 　　　　東１　　 +6.24 　　1/11　　　1Q　　　-28.19
<7607> 進和 　　　　　東１　　 +4.58 　　1/11　　　1Q　　　 88.41

<6289> 技研製 　　　　東１　　 +4.46 　　1/11　　　1Q　　　 13.16
<8194> ライフコーポ 　東１　　 +2.71 　　1/11　　　3Q　　　 -7.03
<3546> アレンザＨＤ 　東１　　 +2.17 　　1/11　　　3Q　　　-18.81
<3222> ＵＳＭＨ 　　　東１　　 +1.52 　　1/11　　　3Q　　　-47.47
<3148> クリエイトＳ 　東１　　 +1.41 　　1/11　　上期　　　 -8.27

<7516> コーナン 　　　東１　　 +1.18 　　1/11　　　3Q　　　-19.40
<8905> イオンモール 　東１　　 +1.10 　　1/11　　　3Q　　　 25.63
<6506> 安川電 　　　　東１　　 +1.09 　　1/11　　　3Q　　　116.04
<7445> ライトオン 　　東１　　 +0.56 　　1/11　　　1Q　　　-31.95
<7427> エコーＴＤ 　　東１　　 +0.16 　　1/11　　　3Q　　　 51.03

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース