決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … アンジェス、セプテニＨＤ、Ｊストリーム (7月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月29日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ダイトーケミ <4366>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の3億5400万円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の5000万円に対する進捗率が708.0％とすでに上回り、さらに5年平均の73.2％も超えた。

★No.2　セプテニＨＤ <4293>
　20年9月期の連結最終損益を従来予想の7.2億円の黒字→11億円の黒字(前期は5.4億円の赤字)に52.8％上方修正した。

★No.3　プロパテＤＢ <4389>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比15倍の1億円に急拡大し、通期計画の3.6億円に対する進捗率は28.8％に達し、さらに前年同期の2.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4366> ダイトーケミ 　東２ 　 +25.07 　　7/30　　　1Q　　　139.19
<4293> セプテニＨＤ 　ＪＱ 　 +25.00 　　7/30　　　3Q　　　　黒転
<4389> プロパテＤＢ 　東Ｍ 　 +21.69 　　7/30　　　1Q　　 1414.29
<3793> ドリコム 　　　東Ｍ 　 +17.64 　　7/30　　　1Q　　　303.31
<4308> Ｊストリーム 　東Ｍ 　 +12.59 　　7/30　　　1Q　　 1614.29

<7464> セフテック 　　ＪＱ　　 +8.32 　　7/30　　　1Q　　　 71.74
<6484> ＫＶＫ 　　　　ＪＱ　　 +6.55 　　7/30　　　1Q　　　 59.54
<4563> アンジェス 　　東Ｍ　　 +6.44 　　7/30　　上期　　　　赤拡
<2980> ＳＲＥＨＤ 　　東Ｍ　　 +6.04 　　7/30　　　1Q　　　　　－
<2393> ケアサプライ 　東２　　 +4.57 　　7/30　　　1Q　　　 32.86

<4816> 東映アニメ 　　ＪＱ　　 +3.65 　　7/30　　　1Q　　　-11.12
<8030> 中央魚 　　　　東２　　 +1.81 　　7/30　　　1Q　　　-18.38
<4957> ヤスハラケミ 　東２　　 +1.34 　　7/30　　　1Q　　　　黒転
<4952> ＳＤＳバイオ 　東２　　 +1.07 　　7/30　　　1Q　　　 79.46
<9799> 旭情報 　　　　東２　　 +0.58 　　7/30　　　1Q　　　 13.37

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース