3,672円
アイドマ・ホールディングスのニュース
■バーチャレク <6193> 1,300円 (+206円、+18.8%) 一時ストップ高
バーチャレクス・ホールディングス <6193> [東証G]が3日ぶりに急反騰。24日の取引時間終了後、ZMP(東京都文京区)との協業により、自動配送ロボットの遠隔監視オペレーションに関する業務構築と実験運用を開始したと発表した。自動配送や宅配ロボットの普及と事業化の促進を目指す。発表を材料視した買いが集まったようだ。両社による実証実験プロジェクトでは、バーチャレクの人員が実際にロボットの操作と監視を行うなど、安全性やビジネス性の検証を進めている。今回の事例にとどまらず、両社の知見を生かしながら、他の協業のあり方についても協議、検討をしているという。
■シャノン <3976> 1,035円 (+150円、+17.0%) ストップ高
シャノン <3976> [東証G]が連日のストップ高。23日の取引終了後に発表した子会社ジクウとキヤノンマーケティングジャパン <8060> [東証P]との販売提携が引き続き好材料視されている。ジクウが提供する メタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」の取り扱いに関して、キヤノンMJと販売提携する。今後より一層の拡大が期待される企業のメタバースイベントへの「ZIKU」の活用を推進するのが狙いとしている。
■DNAチップ <2397> 707円 (+100円、+16.5%) ストップ高
DNAチップ研究所 <2397> [東証S]がストップ高。同社が24日取引終了後に発表した22年4-12月期決算は営業損益が3億2200万円の赤字と1億8700万円の赤字だった前年同期の実績よりも損失幅が拡大した。しかし同日に、三井化学 <4183> [東証P]との資本・業務提携を発表しており、これがポジティブサプライズとなった。資本提携に伴い、三井化学を割当先とする52万3364株の第三者割当増資を実施(発行価格535円)し、三井化学は議決権比率で8%強の同社株式を確保する見通し。業務面では医療事業の検査・診断分野などで新たな事業の立ち上げなどを目指す。
■プラスゼロ <5132> 5,350円 (+705円、+15.2%) ストップ高
pluszero <5132> [東証G]がストップ高。24日の取引終了後に「事業計画及び成長可能性に関する事項」を発表し、なかで26年10月期の中期経営目標を売上高27億6600万円(22年10月期7億2600万円)、営業利益13億8400万円(同1億2700万円)としたことが好感された。売上総利益率の水準を維持しながら第4世代AIであるAEIへの投資を継続することで、AEI関連売上比率、サービス型売上比率を向上させ、中長期的に高成長性を実現するとしている。
■大日印 <7912> 3,000円 (+387円、+14.8%)
東証プライムの上昇率2位。大日本印刷 <7912> [東証P]が4日続急騰。アクティビスト(物言う投資家)である米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが、大日印株式の5%弱を取得したと一部で伝わり、これを思惑視した買いが集まったようだ。報道によると、エリオットは買い増しの結果、第3位の外部株主になったという。
■アイドマHD <7373> 4,615円 (+490円、+11.9%)
アイドマ・ホールディングス <7373> [東証G]が急反騰。同社は中小企業向けに営業支援事業などを展開。テレワークの定着化に伴うオンラインセールス需要を捉えて業績は好調に推移しており、12日に発表した9-11月期決算は大幅増収・営業増益で着地した。株価は、同決算を受けて足もと材料出尽くし感が出たものの、ここにきて改めて業績を評価する向きが強まっている。25日はSBI証券による目標株価引き上げが買い材料視され、一気に水準を切り上げた。
■Jテック・C <3446> 3,285円 (+235円、+7.7%)
東証プライムの上昇率5位。ジェイテックコーポレーション <3446> [東証P]が続急伸。中国・上海市のX線自由電子レーザー施設SHINEから各種長尺超高精度X線ミラーの大型受注を獲得したことを買い材料に前日24日は一時400円近い急騰をみせたが、その後は伸び悩み上ヒゲ陰線をつけた。しかし、25日は改めて買い直される展開で一時300円超の上昇で3300円台半ばまで上値を伸ばした。高精度X線ミラーについて会社側では「国内外の研究施設向けで断続的に受注を獲得している。研究拠点が新設されると商機が生まれるが、中国は科学技術分野では現在欧米の後塵を拝しており、キャッチアップに力を入れている。そのため中国は研究施設向け案件の潜在的ニーズが高水準で今後も(高精度X線ミラーの)需要開拓余地が大きい」としている。同社は21年11月にも北京の研究施設向けで2億円以上の受注を獲得した実績がある。一方、新規事業として力を入れる装置事業ではパワー半導体向けなどを主力にプラズマ援用研磨装置や同社独自のCARE加工技術を活用した次世代研磨装置の受注獲得に傾注している。多方面で商談が進行中で、会社側も今後に期待を寄せている。
■スズキ <7269> 4,720円 (+251円、+5.6%)
東証プライムの上昇率8位。スズキ <7269> [東証P]が4日続急伸。インド子会社のマルチ・スズキ・インディアが現地時間24日に発表した第3四半期(10-12月)決算で、売上高が2784億9200万ルピー(前年同期比25.5%増)、純利益235億1300万ルピー(同2.3倍)と大幅増益となったことが好感された。電子部品不足が生産に影響を与えるなか、インド国内の販売台数が増加したことが牽引したという。
■日本製鉄 <5401> 2,731.5円 (+118円、+4.5%)
日本製鉄 <5401> [東証P]が大幅反発に転じたのをはじめ、鉄鋼株が総じて切り返す動きを見せた。前日24日に同社株は、前場は上値追い態勢を継続し昨年来高値を更新したものの、後場に入ると急速に値を崩す展開となり、この流れが他の鉄鋼株にも波及、約8年ぶりに1000円台に乗せた中山製鋼所 <5408> [東証P]なども後場は一転して売り物に晒される展開となっていた。市場関係者によると「(前日は)米国株市場に追随する形で半導体主力株が一斉に買われる展開となり、鉄鋼株からの資金シフトの流れを誘発した」(中堅証券ストラテジスト)という見方で、ファンダメンタルズ面から悪材料が出たということではなかったもよう。PERやPBRなど株価指標面からは依然として超割安圏にあり、25日は両銘柄を含め鉄鋼株が総じて買い直される展開となった。鉄鋼セクターは業種別値上がり率トップとなった。
■鎌倉新書 <6184> 1,044円 (+39円、+3.9%)
鎌倉新書 <6184> [東証P]が大幅反発。24日の取引終了後、神奈川県藤沢市から「AIチャットボット」の導入委託事業を受託したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回の受託では、市民から寄せられる市役所での手続きやおくやみに関するよくある質問に自動で回答できるチャットボットを市のホームページとLINE公式アカウント内に提供する。藤沢市のLINE公式アカウントでは、シナリオ型チャットボットを導入しているが、問い合わせが多い住民異動やごみの出し方などの問い合わせに対して、あらかじめ用意されているシナリオを表示させる機能はあるものの、シナリオに登録されていない情報を入手することはできなかった。そこで同社では、おくやみハンドブック制作で培った「住民が必要としている情報を整理し、わかりやすく伝える」という知見を生かし、一般的な問い合わせの回答だけでなく、おくやみ・終活の回答を充実させたチャットボットの構築を通して、同市のDXに協力するとしている。
■フリュー <6238> 1,134円 (+32円、+2.9%)
フリュー <6238> [東証P]が4日続伸。24日の取引終了後に発表した12月度の月次概況(速報)で、売上高は前年同月比9.8%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。プリントシールがプラスに転じたほか、キャラクタ・マーチャンダイジングが引き続き伸長したことが寄与した。
※25日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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