安永、今期経常を一転19％増益に上方修正、配当も2円増額

　安永 <7271> が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比33.7％増の16.6億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の15億円→20億円(前期は16.7億円)に33.3％上方修正し、一転して19.1％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.8億円→9.8億円(前年同期は7.3億円)に2.0倍増額し、一転して33.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の14円→16円(前期は16円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の6.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.1％→7.0％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成31年３月期通期連結業績予想について、主としてエンジン部品事業の国内生産及び機械装置事業の販売が増加したことにより、売上高が増加する見通しです。　また、売上高の増加及びエンジン部品事業の採算性が良化したこと等により、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ増加する見通しです。　以上の結果、平成30年５月11日に公表した業績予想を修正いたします。　(注)上記予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

　　当社は、株主の皆様への利益配分に関しましては、長期的な経営基盤の確保に努めるとともに、安定的な配当の継続を基本方針としております。　当期の期末配当金につきましては、当期の業績予想等を勘案し、平成30年５月11日に公表しました前回予想から１株につき２円増配し、１株当たり９円とすることといたしました。これにより、年間配当金は１株当たり16円となる予定です。