トヨタなど自動車株が堅調、米長期金利の戻りを映し為替が円安傾向に◇

　トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>など自動車株がしっかり。ここ懸念されていた米長期金利の急低下だが、足もとは落ち着きを取り戻している。前日の１０年債利回りは続伸し終値ベースで１．６％台を回復。これを背景に外国為替市場ではドルが買い戻されており、目先は１ドル＝１０６円７０銭近辺まで円安が進んでおり、為替感応度の高い自動車セクターには追い風となっている。トヨタの２０年３月期通期想定レートは１ドル＝１０６円で、実勢はそれよりも円安水準に振れている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS