ＭＵＲＯ、今期経常を24％下方修正

　ムロコーポレーション <7264> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の16.4億円→12.4億円(前期は19.6億円)に24.3％下方修正し、減益率が16.4％減→36.7％減に拡大する見通しとなった。
　ただ、4-9月期(上期)の連結経常利益は従来予想の6.1億円→7.3億円(前年同期は10.7億円)に20.0％上方修正し、減益率が42.7％減→31.3％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結業績）　2023年３月期第２四半期連結累計期間の業績予想につきましては、2022年５月13日に公表しました数値に対して、売上高は4.3％減少となりました。営業利益につきましては、原材料の高騰及び資源コストの上昇による経費増と減産下での生産効率低下により、予想を68.6％下回ることになりました。経常利益につきましては、円安進行により為替差益が486百万円発生したこともあり、予想を20.2％上回りました。以上のような要因により、親会社株主に帰属する四半期純利益は予想を24.0％上回る見込みであることから業績修正をいたします。　また、2023年３月期通期連結業績予想につきましては、上記の懸念事項と同様に先行き不透明ではありますが、第２四半期の業績を鑑み現時点で入手可能な情報に基づき通期連結業績予想を上記の通り修正いたします。（個別業績）　2023年３月期第２四半期累計期間及び通期の業績予想につきましては、連結業績と同様の要因により、個別業績を算定いたしましたので上記の通り修正いたします。