タチエス、前期最終を一転赤字に下方修正

　タチエス <7239> が5月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終損益を従来予想の1億円の黒字→15.6億円の赤字(前の期は19.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の19.5億円→2.8億円(前年同期は14.9億円)に85.4％減額し、一転して80.8％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、国外では為替変動に伴い円換算額が増加したものの、日本国内を中心に減少しました。また、利益面については、主に日本において、売上高減少の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の影響による中国からの部品調達含めたリスク対応優先により、収益改善活動の遅れを挽回できなかったことから減少しました。その結果、売上高及び利益ともに、2019年11月7日に公表した予想値を下回る見込みとなりました。（注）上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。