• 通期経常利益計画を9.3％上方修正
• 3Q累計売上高は6％減…
• 3Q累計最終利益は24％の大幅減…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　ファナック <6954> [東証Ｐ] が1月26日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比24.0％減の1351億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1533億円→1676億円(前期は2313億円)に9.3％上方修正し、減益率が33.7％減→27.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の671億円→814億円(前年同期は1157億円)に21.3％増額し、減益率が42.0％減→29.7％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比21.3％減の489億円に減り、売上営業利益率は前年同期の23.9％→20.7％に低下した。