ＮＫＫ、今期最終を一転赤字に下方修正

　ＮＫＫスイッチズ <6943> [ＪＱ] が2月4日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は8000万円の赤字(前年同期は7600万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億4000万円の黒字→8000万円の赤字(前期は4億6700万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2億1600万円の黒字→400万円の赤字(前年同期は4億7200万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は400万円の赤字(前年同期は8100万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-0.3％→-0.2％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第３四半期累計期間において米中貿易摩擦の影響が世界経済の減速に拡大しており、第４四半期もその状況が継続することを踏まえ売上高の減少を見込んでおり、それに伴い営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益におきましても前回予想を下回る見込みとなりましたので、通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。（注）上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。