トミタ電機は大幅安、工場稼働率の低下など響き第１四半期は営業赤字で着地

　トミタ電機<6898.T>は大幅安となっている。７日の取引終了後に発表した第１四半期（２～４月）連結決算が、売上高２億６８００万円（前年同期比２１．７％減）、営業損益４０００万円の赤字（前年同期収支均衡）、最終損益３９００万円の赤字（同３００万円の黒字）と、営業赤字となったことが嫌気されている。

　フェライトコア販売やコイル・トランス販売が国内外市場で減少したことに加えて、減収に伴う工場稼働率の低下などで原価率が増加したことが響いた。なお、２０年１月期通期業績予想は、売上高１５億６２００万円（前期比１０．０％増）、営業利益４９００万円（前期１億１４００万円の赤字）、最終利益３８００万円（同１億１７００万円の赤字）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS