本多通信が堅調、伊勢志摩サミットで監視カメラ特需も

　本多通信工業<6826.T>が堅調。５日・２５日移動平均線のゴールデンクロス示現で中段の踊り場から一段高を目指す展開。多極コネクターを中心とする電子部品メーカーで、１６年３月期営業利益は前期比６％増の１５億円見通し。筆頭株主は監視カメラ国内トップのパナソニック<6752.T>で監視カメラ向けの実績も豊富だ。キヤノン<7751.T>が買収を発表した世界トップのアクシスをはじめ世界の名だたる監視カメラメーカーに供給実績を誇る。来年、日本での主要国首脳会議（サミット）が、三重県の伊勢志摩で開催されることが決定、防犯への対応で監視カメラの需要が高まるとの思惑が、同社など関連銘柄の株価を刺激している。

本多通信の株価は１０時４６分現在１５２９円（△１２円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）