日本回帰で本格化する値がさ株物色の候補は？

　大和証券は１４日、「日本回帰で本格化する値がさ株物色の候補」と題したリポートを発表した。同リポートでは「為替の円安に約２年遅れて日本回帰がみられたことから、今後一層回帰が本格化すると見られる」と指摘。米ドルには１６年サイクルがみられ、ドルインデックスは１７年ごろに次のピークを迎えると予想。過去の例からドルの佳境は値がさ株の佳境と一致していたとし、今後の値がさ株相場を見込んでいる。
　このなか、企業の日本回帰に連動する銘柄群として、過去１０年間で企業の海外設備投資と株価が逆連動（＝日本回帰の時期に上昇）となる銘柄をピックアップ。今後の日本回帰が進むにつれて「本領発揮が期待できる銘柄群」とみている。
　具体的には、ローム<6963.T>、ヒロセ電機<6806.T>、豊田合成<7282.T>、エンプラス<6961.T>、スタンレー電気<6923.T>、マブチモーター<6592.T>などを取り上げている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）