ホシデン、今期経常を38％上方修正、配当も5円増額

　ホシデン <6804> が2月7日大引け後(15:20)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.6％減の100億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の80億円→110億円(前期は133億円)に37.5％上方修正し、減益率が40.1％減→17.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の28.2億円→58.2億円(前年同期は42億円)に2.1倍増額し、一転して38.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→25円(前期は25円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の48.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.7％→6.3％に改善した。

株探ニュース