【売り】ワコム(6727)円高進行により想定為替レートを下回る◆あすなろ投資顧問CEO 大石やすし◆

円高進行により想定為替レートを下回る

【WEBサイトチェック】
社長画像＿＿＿★★☆☆☆
役員画像＿＿＿☆☆☆☆☆　見当たらず
デザイン性＿＿★★★★☆
使いやすさ＿＿★★★☆☆
採用ページ＿＿★★☆☆☆
一言メモ＿＿＿ペンタブレットを扱っている企業なだけに、ITを意識したページ作りとなっています。色使い、使われている写真のイメージも良いです。

【業務内容】
映画、アニメ、マンガなど様々な分野の制作現場で、電子ペンを使って文字や絵を描ける入力機器であるタブレットを製造・販売する。シェアは世界トップ。

【業績面】
2/7の決算は、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比5.5倍の42億円に急拡大し、通期計画に対する進捗率が135.6％と、通期計画を超過した。
ブランド製品事業では、クリエイティブビジネスは、前期に発表したプロのクリエイター向け新製品などが売上拡大に貢献し、コンシューマビジネスも、昨年6月に発表したマイクロソフト社との共同開発のWindows Ink対応のスマートスタイラスが、北米を中心に売上を伸ばしたことなどが寄与した。

【トピックスオピニオン】
同社の通期想定為替レートは1ドル＝111円としているが、このところの円高進行は痛手となる。テクノロジーソリューション事業は、事業の性格上、不確実性が高く、業績予想は短期に変動する可能性がある。

テクニカル面では昨今の株式市場全面安の影響により、12月6日の安値573円を下抜けており、25日線も下向きに傾いてきている。491円付近には200日線が控えているが、同平均線の下抜けも想定される。