ヴィスコ・テクノロジーズが大幅高で３日ぶりに反発している。前週末１０日の取引終了後、第２四半期累計（４～９月）連結業績予想について、売上高を１６億１０００万円から１８億２０００万円（前年同期比１２．６％増）へ、営業利益を１億２０００万円から２億６０００万円（同２．９％増）へ、純利益を８０００万円から１億９０００万円（同２２．８％増）へ上方修正したことが好感されている。

　主要顧客である電子部品業界向けを中心とした販売が好調に推移していることが業績を牽引する見通し。また、特に利益率の高い海外子会社での売り上げが大幅に増加していることも寄与するとしている・

　なお、同時に発表した第１四半期（４～６月）決算は、売上高９億１０００万円、営業利益１億５３００万円、純利益１億２００万円だった。前期は第１四半期業績を発表していないため比較はない。また、１９年３月通期業績予想は、売上高３４億５０００万円（前期比４．３％増）、営業利益３億６０００万円（同２２．６％減）、純利益２億３０００万円（同２３．８％減）の従来見通しを据え置いている。