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アドテック プラズマ テクノロジーのニュース
日経平均株価
始値 27032.42
高値 27042.49(09:03)
安値 26801.79(10:01)
大引け 26888.57(前日比 -461.73 、 -1.69% )
売買高 11億8811万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆8624億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続落、前日の欧米株安を受けリスクオフに
2.米ハイテク株が売られ、ナスダック総合指数の下げ目立つ
3.FOMC議事要旨はタカ派色の強い内容で市場心理冷やす
4.中国でのゼロコロナ政策によるロックダウンの影響も警戒
5.全体の9割近い銘柄が下落、2万7000円台を割り込む
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比144ドル安と続落した。米長期金利が上昇するなか、ハイテク株などが軟調となった。ただ、FOMC議事録が発表された後は下げ渋った。
東京市場では、リスク回避目的の売りが続き日経平均株価は連日の大幅安となった。一時550円近い下げをみせる場面もあった。
7日の東京市場は、前日に続きリスクオフの流れに晒された。前日の欧米株市場がほぼ全面安の展開で、米国株市場ではハイテク株への売りがかさみ、ナスダック総合株価指数の下げが目立った。注目されたFOMC議事要旨(3月開催分)はバランスシートの縮小や利上げ強化などタカ派色の強い内容で、市場心理を冷やす形となった。これを受け東京市場でも半導体関連などをはじめ広範囲に売りが及んだ。中国ではゼロコロナ政策によりロックダウンが続いており、これが日本の製造業に及ぼす影響についても警戒されている。日経平均は前場に550円近い下げをみせた。後場は値ごろ感からの押し目買いが入り下げ渋ったものの、終値で2万7000円台を割り込んだ。プライム市場全体の9割近い銘柄が下落する状況となった。
個別では、売買代金首位となった日本郵船<9101>が安く、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置の主力株も大きく下げた。ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>、ダイキン工業<6367>が軟調、ファーストリテイリング<9983>の下げも目立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売られた。ファーマフーズ<2929>、エアトリ<6191>が急落したほか、Sansan<4443>も大幅安。
半面、武田薬品工業<4502>が頑強な値動きをみせ、アステラス製薬<4503>が大幅高、第一三共<4568>も上昇した。セブン&アイ・ホールディングス<3382>も堅調だった。ベルシステム24ホールディングス<6183>が値上がり率トップとなり、ビックカメラ<3048>も買いが優勢だった。協和キリン<4151>が値を上げたほか、味の素<2802>もしっかり。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアステラス <4503>、テルモ <4543>、第一三共 <4568>、中外薬 <4519>、塩野義 <4507>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約52円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファストリ <9983>、アドテスト <6857>、ダイキン <6367>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約272円。
東証33業種のうち上昇は医薬品、水産・農林業、食料品の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)鉄鋼、(3)その他製品、(4)倉庫運輸関連、(5)ゴム製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)電気機器、(2)非鉄金属、(3)ガラス土石製品、(4)金属製品、(5)サービス業。
■個別材料株
△ビックカメラ <3048> [東証P]
22年8月期の営業利益予想を上方修正。
△川本産業 <3604> [東証S]
専門家がコロナ流行「第7波」入りの可能性を指摘。
△デジプラ <3691> [東証G]
今期戦略概要を公表、23年9月期の粗利倍増へ布石。
△アステラス <4503> [東証P]
ディフェンシブの強み発揮。
△テルモ <4543> [東証P]
モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を格上げ。
△ベル24HD <6183> [東証P]
23年2月期営業益予想6%増で6円増配へ。
△ADプラズマ <6668> [東証S]
ベトナム子会社が新工場を建設へ。
△壱番屋 <7630> [東証P]
国内既存店がコロナ前回復で今期連続2ケタ増益へ。
△ヤマトHD <9064> [東証P]
ネコポス好調で3月宅配便取扱個数は7%増。
△大ガス <9532> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価を2400円に引き上げ。
▼カイゼン <4170> [東証G]
東証が信用取引に関する臨時措置を実施。
▼WNIウェザ <4825> [東証P]
第3四半期増収増益も目先材料出尽くし感。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ベル24HD <6183>、(2)レオパレス <8848>、(3)アステラス <4503>、(4)ビックカメラ <3048>、(5)マーキュリア <7347>、(6)日本新薬 <4516>、(7)朝日インテク <7747>、(8)北国FHD <7381>、(9)オカアイヨン <6294>、(10)ペガサス <6262>。
値下がり率上位10傑は(1)サインポスト <3996>、(2)マーケットE <3135>、(3)ファーマF <2929>、(4)エアトリ <6191>、(5)ギフティ <4449>、(6)オーケストラ <6533>、(7)スタティアH <3393>、(8)Sansan <4443>、(9)アルバック <6728>、(10)共立メンテ <9616>。
【大引け】
日経平均は前日比461.73円(1.69%)安の2万6888.57円。TOPIXは前日比30.01(1.56%)安の1892.90。出来高は概算で11億8811万株。東証プライムの値上がり銘柄数は173、値下がり銘柄数は1630となった。東証マザーズ指数は789.16(35.19ポイント安)。
[2022年4月7日]
株探ニュース
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