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「蓄電池」が18位、再生可能エネ・EV普及の“陰の主役”<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 再生可能エネルギー
2 全固体電池
3 電気自動車関連
4 コロナウイルス
5 デジタルトランスフォーメーション
6 サイバーセキュリティ
7 2020年のIPO
8 冷凍冷蔵設備
9 太陽光発電関連
10 リチウムイオン電池
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「蓄電池」が18位となっている。
蓄電池とはその名の通り電力を蓄える電池のことで、1次電池とは異なり繰り返し使える2次電池のことを指す。自動車始動時用のバッテリーや、現在普及局面にある電気自動車(EV)向け動力源などに高水準の需要がある。また、太陽光や風力発電など天候で発電量が左右されがちな再生可能エネルギーの出力を吸収して平滑な出力を創出し、安定電力の供給に貢献するシステムとしても不可欠の製品となっている。
世界的に地球温暖化を防ぐ方向でグローバル社会の足並みがそろい始めた。次期大統領就任が確実視されているバイデン前副大統領は環境インフラ関連に4年間で2兆ドルという過去最大規模の投資を行う計画を打ち出しており、株式市場でも再生可能エネルギー関連株への注目度がにわかに高まる方向にある。
再生可能エネルギー向けでは定置型蓄電池として大容量・高性能の電池が必須となるだけに、蓄電池関連は物色テーマとして持続性が高い。カーボン・ニュートラルを実現するために業務用蓄電池のコスト能力強化に向けた研究が進むなか、次世代2次電池の開発にもマーケットの視線が集まっている。また、脱炭素社会で最も規制の対象となりやすいのがガソリン車であり、電気自動車(EV)をはじめとするエコカーは環境保全の観点から今後普及が加速していく公算が大きい。EVなどの動力源としての蓄電池市場も必然的に拡大の一途となることが予想され、現在はリチウムイオン電池が主流だが、これに代わる全固体電池などの次世代電池に期待が大きいようだ。
関連銘柄としては、パナソニック<6752.T>、東芝<6502.T>などのほか、バイポーラ電池の古河電池<6937.T>や全固体電池・空気電池開発に取り組むFDK<6955.T>、リチウムイオン電池に注力姿勢を示すジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>、アルミ電解コンデンサー大手でEV用及び家庭用蓄電システムに展開するニチコン<6996.T>、車載用の電気二重層キャパシタを戦略商品として育成する日本ケミコン<6997.T>、家庭用蓄電池運用サービスに積極参入の構えにあるシャープ<6753.T>、再生可能エネルギー普及を担う先進パワーエレクトロニクス技術で優位に立つ正興電機製作所<6653.T>、メガワット級の電力貯蔵を実現した大容量蓄電池「NAS電池」で注目を浴びる日本ガイシ<5333.T>など。これらの銘柄群は年末相場でも存在感を示しそうだ。
出所:MINKABU PRESS
1 再生可能エネルギー
2 全固体電池
3 電気自動車関連
4 コロナウイルス
5 デジタルトランスフォーメーション
6 サイバーセキュリティ
7 2020年のIPO
8 冷凍冷蔵設備
9 太陽光発電関連
10 リチウムイオン電池
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「蓄電池」が18位となっている。
蓄電池とはその名の通り電力を蓄える電池のことで、1次電池とは異なり繰り返し使える2次電池のことを指す。自動車始動時用のバッテリーや、現在普及局面にある電気自動車(EV)向け動力源などに高水準の需要がある。また、太陽光や風力発電など天候で発電量が左右されがちな再生可能エネルギーの出力を吸収して平滑な出力を創出し、安定電力の供給に貢献するシステムとしても不可欠の製品となっている。
世界的に地球温暖化を防ぐ方向でグローバル社会の足並みがそろい始めた。次期大統領就任が確実視されているバイデン前副大統領は環境インフラ関連に4年間で2兆ドルという過去最大規模の投資を行う計画を打ち出しており、株式市場でも再生可能エネルギー関連株への注目度がにわかに高まる方向にある。
再生可能エネルギー向けでは定置型蓄電池として大容量・高性能の電池が必須となるだけに、蓄電池関連は物色テーマとして持続性が高い。カーボン・ニュートラルを実現するために業務用蓄電池のコスト能力強化に向けた研究が進むなか、次世代2次電池の開発にもマーケットの視線が集まっている。また、脱炭素社会で最も規制の対象となりやすいのがガソリン車であり、電気自動車(EV)をはじめとするエコカーは環境保全の観点から今後普及が加速していく公算が大きい。EVなどの動力源としての蓄電池市場も必然的に拡大の一途となることが予想され、現在はリチウムイオン電池が主流だが、これに代わる全固体電池などの次世代電池に期待が大きいようだ。
関連銘柄としては、パナソニック<6752.T>、東芝<6502.T>などのほか、バイポーラ電池の古河電池<6937.T>や全固体電池・空気電池開発に取り組むFDK<6955.T>、リチウムイオン電池に注力姿勢を示すジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>、アルミ電解コンデンサー大手でEV用及び家庭用蓄電システムに展開するニチコン<6996.T>、車載用の電気二重層キャパシタを戦略商品として育成する日本ケミコン<6997.T>、家庭用蓄電池運用サービスに積極参入の構えにあるシャープ<6753.T>、再生可能エネルギー普及を担う先進パワーエレクトロニクス技術で優位に立つ正興電機製作所<6653.T>、メガワット級の電力貯蔵を実現した大容量蓄電池「NAS電池」で注目を浴びる日本ガイシ<5333.T>など。これらの銘柄群は年末相場でも存在感を示しそうだ。
出所:MINKABU PRESS
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