998円
正興電機製作所のニュース
日経平均株価
始値 22517.14
高値 22536.38(13:44)
安値 22318.07(09:26)
大引け 22455.76(前日比 -126.45 、 -0.56% )
売買高 11億7698万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1759億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、米株上値追い継続も前日急騰の反動で売り優勢に
2.5月の米小売売上高の回復顕著も北朝鮮絡みの地政学リスクを嫌気
3.米国や中国での感染第2波に対する警戒感が市場心理を冷やす展開
4.日経平均は売り一巡後押し目買いで下げ渋る、中小型株を個別物色
5.売買代金は2兆2000億円を下回り、全体的に買い手控えムード
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比526ドル高と3日続伸した。トランプ政権が1兆ドル規模のインフラ支出を検討していると報じられたことが好感され買いが優勢となった。
東京市場では、朝方から売り優勢の展開となり日経平均株価は反落。前日に先物主導で1000円超の上昇をみせた反動が出た。
17日の東京市場は、買い手控えムードのなか日経平均は下値を試す動きとなった。前日の米国株市場ではNYダウが5月小売売上高が過去最高の伸びを記録したことなどを好感して500ドル超上昇したが、東京市場はそれに先立って前日に急反騰をみせていたこともあり、目先利益確定の動きが出て上値を重くした。北朝鮮が同国南西部に設置されている南北共同連絡事務所を爆破したことなどで地政学リスクも意識され、主力株中心にリスク回避の売り圧力が強まった。米国や中国での新型コロナウイルス感染第2波に対する警戒感も市場マインドを冷やす格好に。一時日経平均は260円あまり下げる場面もあったがその後は押し目買いが入り、中小型株で個別に人気を集める銘柄が相次いだこともあって下げ渋る展開となった。東証1部の売買代金は2兆2000億円を下回るなど盛り上がりを欠いている。
個別では、トヨタ自動車<7203>が軟調、武田薬品工業<4502>も水準を切り下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない動き。リクルートホールディングス<6098>が売り物に押されたほか、JAL<9201>も安い。エニグモ<3665>が大幅安、日本空港ビルディング<9706>も大きく値を下げた。ルネサンス<2378>、パーク24<4666>なども下値を探る展開となった。
半面、断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984>が上昇、任天堂<7974>も商いを伴い高い。レーザーテック<6920>も上値指向、キーエンス<6861>も堅調。ディー・エル・イー<3686>、ノムラシステムコーポレーション<3940>がいずれもストップ高となり、石川製作所<6208>が物色人気。GMOクラウド<3788>も値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ソニー <6758> 、第一三共 <4568> 、日産化 <4021> 、安川電 <6506> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約66円。うち55円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519> 、ファナック <6954> 、ヤマハ <7951> 、ダイキン <6367> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約37円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)精密機器、(3)その他製品、(4)電気機器、(5)石油石炭製品。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)陸運業、(3)繊維製品、(4)ガラス土石製品、(5)ゴム製品。
■個別材料株
△ボルテージ <3639>
恋愛ドラマアプリ3作品がサンリオキャラクターズとコラボ。
△カルタHD <3688>
株主優待制度を拡充。
△イントラマト <3850> [東証2]
JFEシステ <4832> [東証2]などとコンサルパートナー契約を締結。
△シリコンスタ <3907> [東証M]
今朝のToSTNeT-3で6万株を上限とする自社株を取得。
△アンジェス <4563> [東証M]
「新型コロナワクチン治験を30日に開始」との報道。
△サイボウズ <4776>
八尾市の事業者サポート給付金のオンライン申請にkintoneが採用。
△電業社 <6365> [東証2]
21年3月期は2ケタ営業増益見通しで5円増配へ。
△山洋電 <6516>
未定としていた21年3月期業績は営業利益2.2倍を見込む。
△アジャイル <6573> [東証M]
AIカメラによるコロナ対策の独自AIソリューションを提供。
△良品計画 <7453>
「ローソンと提携」との報道。
▼インテージH <4326>
20年6月期業績予想を下方修正。
▼ダイオーズ <4653>
未定としていた21年3月期業績は営業赤字に転落。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)DLE <3686> 、(2)ノムラシス <3940> 、(3)石川製 <6208> 、(4)GMOクラウ <3788> 、(5)チェンジ <3962> 、(6)ラクーンHD <3031> 、(7)正興電 <6653> 、(8)キューブシス <2335> 、(9)ニイタカ <4465> 、(10)イワキ <8095> 。
値下がり率上位10傑は(1)東邦システム <4333> 、(2)エニグモ <3665> 、(3)インテージH <4326> 、(4)日本空港ビル <9706> 、(5)ザッパラス <3770> 、(6)ルネサンス <2378> 、(7)デンヨー <6517> 、(8)トーカイ <9729> 、(9)ダイオーズ <4653> 、(10)光世 <8617> 。
【大引け】
日経平均は前日比126.45円(0.56%)安の2万2455.76円。TOPIXは前日比6.36(0.40%)安の1587.09。出来高は概算で11億7698万株。東証1部の値上がり銘柄数は869、値下がり銘柄数は1222となった。日経ジャスダック平均は3468.38円(25.69円高)。
[2020年6月17日]
株探ニュース
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