504円
ユー・エム・シー・エレクトロニクスのニュース
日経平均株価
始値 23544.31
高値 23544.31(09:00)
安値 23360.01(10:08)
大引け 23430.70(前日比 +76.30 、 +0.33% )
売買高 10億8518万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆8170億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、前週末の米株大幅高でリスクを取る動きが継続
2.11月の米雇用統計が市場予測を上回る内容で米景気減速への懸念が後退
3.米中協議は先行き不透明な中も、中国側が譲歩姿勢を示し目先は期待感も
4.重要日程を控え、日経平均は寄り付きに高値をつけその後は伸び悩む展開
5.前場後半以降は売り物を吸収し持ち直すも、上値重く全体売買代金は低調
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは337ドル高と大幅に3日続伸した。11月の雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことや、米中交渉進展への期待が高まったことで買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、前週末の米国株市場で主要株指数が大きく買われたことを受け日経平均株価は上値指向を継続、ただ上値も重く始値がきょうの高値となる寄り付き天井の形となった。
9日の東京市場は、終始買い優勢の展開となった。注目された11月の米雇用統計が市場予測を上回る内容で、米景気減速に対する懸念が後退、米中協議についても先行き不透明ながら、中国側に歩み寄りの姿勢がみられ、両国の対立に対する警戒感もやや緩んでいる。前週末の米国株市場ではNYダウが340ドル近い上昇を示すなど戻り足を強めており、これを横目に東京市場でもリスクを取る動きが継続した。ただ、今週は週末にメジャーSQ算出日を控え、FOMCやECB理事会、英国総選挙など重要スケジュールが相次ぐことで、上値を積極的に買い進む動きも限定的だった。為替の円安が進まなかったこともあり、日経平均は前日終値近辺まで上げ幅を縮小する場面もあった。その後は持ち直したものの上値は重かった。東証1部の売買代金は1兆8000億円台と活況の目安とされる2兆円台を下回っている。
個別では、売買代金断トツの任天堂<7974>が1300円強の上昇をみせるなど人気が目立った。ソニー<6758>も堅調、キーエンス<6861>も値を上げた。日立製作所<6501>が強く、ファナック<6954>もしっかり。花王<4452>も高い。アイル<3854>がストップ高に買われ、鳥貴族<3193>が急騰、昭和電線ホールディングス<5805>、オオバ<9765>なども値を飛ばした。ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>、三光合成<7888>なども物色人気。
半面、太陽誘電<6976>、アドバンテスト<6857>が軟調、東京エレクトロン<8035>も冴えない。第一三共<4568>が値を下げ、三井不動産<8801>も売りに押された。ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>、オルトプラス<3672>が大きく値を下げたほか、ここ連日急伸していたサインポスト<3996>も利益確定売りに下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、ファナック <6954> 、花王 <4452> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約48円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857> 、テルモ <4543> 、第一三共 <4568> 、オリンパス <7733> 、トレンド <4704> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約33円。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)保険業、(4)海運業、(5)鉄鋼。一方、下落はの4業種のみで下落率の上位から(1)精密機器、(2)医薬品、(3)不動産業、(4)証券商品先物。
■個別材料株
△大盛工業 <1844> [東証2]
上期経常を一転66%増益に上方修正。
△アイロムG <2372>
褐色脂肪様細胞を用いたメタボリックシンドロームに対する細胞治療を実施へ。
△石光商事 <2750> [JQ]
近畿大学と共同開発した循環型リサイクルコーヒーを商品化。
△鳥貴族 <3193>
8-10月期(1Q)経常は4倍増益で着地。
△アクセルM <3624> [東証M]
「コンサヴァ」のスマホ版体験会実施へ。
△アイル <3854>
8-10月期(1Q)経常は5.6倍増益、通期25%上方修正。
△gumi <3903>
第3四半期は大幅黒字転換へ。
△HEROZ <4382> [東証M]
東証1部または2部に市場変更や株式分割を好感。
△インスペック <6656> [東証2]
5-10月期営業利益が2割増。
△NATTY <7674> [東証M]
11月既存店売上高が3ヵ月ぶり前年上回る。
▼日本駐車場 <2353>
第1四半期営業利益が20%減。
▼HyAS&C <6192> [東証M]
20年4月期営業利益予想を下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アイル <3854> 、(2)鳥貴族 <3193> 、(3)昭電線HD <5805> 、(4)石川製 <6208> 、(5)オオバ <9765> 、(6)シンクロ <3963> 、(7)ランド <8918> 、(8)UMCエレ <6615> 、(9)三光合成 <7888> 、(10)チェンジ <3962> 。
値下がり率上位10傑は(1)ポールHD <3657> 、(2)オルトP <3672> 、(3)日電波 <6779> 、(4)サインポスト <3996> 、(5)阿波製紙 <3896> 、(6)オリバー <7959> 、(7)日本駐車場 <2353> 、(8)山田コンサル <4792> 、(9)エムアップ <3661> 、(10)柿安本店 <2294> 。
【大引け】
日経平均は前日比76.30円(0.33%)高の2万3430.70円。TOPIXは前日比8.71(0.51%)高の1722.07。出来高は概算で10億8518万株。東証1部の値上がり銘柄数は1423、値下がり銘柄数は624となった。日経ジャスダック平均は3721.54円(10.23円高)。
[2019年12月9日]
株探ニュース
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