中野冷、非開示だった今期経常は47％減益へ

　中野冷機 <6411> [ＪＱ] が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比62.6％減の6.7億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比47.0％減の12.1億円に落ち込む見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比9.2％増の5.4億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比63.2％減の2.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.7％→3.2％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウィルス感染症の拡大が当社に与える影響について、合理的な算定が困難であることから通期業績予想を2020年5月12日に取り下げ、未定としておりましたが、緊急事態宣言が解除され徐々に経済活動が再開されている状況を踏まえ、現時点において入手可能な情報をもとに業績予想の算定が可能になったため、通期連結業績予想を改めて公表いたします。なお、2020年12月期の期末配当については、2020年2月6日に公表の1株あたり300円の予想から変更はありません。※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来業績に影響を与える不確実な要因に係る一定の前提に基づいています。実際の業績等は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。