ダイフクに再評価余地、国内有力証券は新規「Ｂ＋」でカバレッジ開始

　ダイフク<6383.T>に再評価余地が指摘されている。岩井コスモ証券は４日、同社株の投資判断を新規「Ｂ＋」でカバレッジを開始した。目標株価は１万３５００円とした。同社は物流システム・マテハン機器の世界トップメーカー。第２四半期（４～９月）の連結営業利益は前年同期比１３．８％増の１９６億６９００万円だった。国内の一般製造業・流通業向けシステムが牽引した。同社のマテハン事業は、グローバル化の進展やＥＣの伸長、人手不足を背景にした自動化ニーズで好調。コロナ禍では非接触ニーズも生まれ自動化・省人化ニーズが伸びている。２１年３月期の同利益は会社予想４１０億円に対して４４０億円（前期比８．６％増）への増額修正を予想している。

出所：MINKABU PRESS