決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … ロードスター、ファンデリー、ＧＭＯペパボ (4月30日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月28日から4月30日の決算発表を経て5月1日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＧＭＯペパボ <3633>
　20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比22.1％減の2.4億円に減り、通期計画の8.3億円に対する進捗率は5年平均の45.0％を下回る28.7％にとどまった。

▲No.4　ロードスター <3482>
　20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比22.6％減の6.8億円に減り、通期計画の37.4億円に対する進捗率は18.3％にとどまり、さらに前年同期の27.1％も下回った。

▲No.5　ファンデリー <3137>
　20年3月期の経常利益(非連結)は前の期比23.3％減の5億3600万円になり、21年3月期も前期比8.4％減の4億9100万円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9909> 愛光電気 　　　ＪＱ　　 -7.36 　　4/30　本決算　　　　　－
<3633> ＧＭＯペパボ 　東２　　 -5.42 　　4/30　　　1Q　　　-22.08
<6382> トリニ工 　　　東２　　 -4.65 　　4/30　本決算　　　　　－
<3482> ロードスター 　東Ｍ　　 -2.07 　　4/30　　　1Q　　　-22.57
<3137> ファンデリー 　東Ｍ　　 -1.66 　　4/30　本決算　　　 -8.40

<9206> ＳＦＪ 　　　　東２　　 -1.58 　　4/30　本決算　　　　　－
<9799> 旭情報 　　　　東２　　 -1.58 　　4/30　本決算　　　　1.85
<9950> ハチバン 　　　ＪＱ　　 -0.29 　　4/30　本決算　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5月1日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース