新東工、今期最終を一転87％増益に上方修正

　新東工業 <6339> [東証Ｐ] が2月8日大引け後(15:50)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比25.5％減の15.2億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の27億円→53億円(前期は28.3億円)に96.3％上方修正し、一転して86.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の19.5億円→45.5億円(前年同期は16.6億円)に2.3倍増額し、増益率が17.4％増→2.7倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比11.0％減の7.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の3.5％→3.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース