帝国電、今期経常を30％上方修正・5期ぶり最高益更新へ

　帝国電機製作所 <6333> が2月7日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比84.2％増の29億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の27.1億円→35.1億円(前期は22.2億円)に29.5％上方修正し、増益率が21.8％増→57.8％増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.6億円→17.6億円(前年同期は8.1億円)に83.2％増額し、増益率が18.2％増→2.2倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.0倍の11.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.6％→17.5％に急改善した。

株探ニュース