オイレス、今期経常を53％上方修正、配当も5円増額

　オイレス工業 <6282> が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比42.7％減の23.9億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の19億円→29億円(前期は50.7億円)に52.6％上方修正し、減益率が62.5％減→42.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.7億円→23.7億円(前年同期は25.7億円)に72.7％増額し、減益率が46.5％減→7.6％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→35円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比11.2％増の18.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.4％→11.7％に上昇した。

株探ニュース