ナブテスコ、今期最終を12％下方修正

　ナブテスコ <6268> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比83.2％減の106億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の234億円→205億円(前期は648億円)に12.4％下方修正し、減益率が63.9％減→68.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の285億円の黒字→256億円の黒字(前年同期は32.3億円の赤字)に10.2％減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は157億円の黒字(前年同期は49.7億円の赤字)に浮上したが、売上営業利益率は前年同期の9.1％→4.7％に大幅悪化した。

株探ニュース