決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … ＪＢＳ、ワークマン、三菱食品 (2月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の2月3日から6日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　東和ハイシス <4172>
　23年9月期第1四半期(10-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.4倍の1.8億円に急拡大し、10-3月期(上期)計画の3.5億円に対する進捗率は51.8％に達し、さらに前年同期の20.6％も上回った。

★No.2　免疫生物研 <4570>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結営業損益は1800万円の黒字(前年同期は1億3600万円の赤字)に浮上し、通期計画の300万円に対する進捗率が600.0％とすでに上回った。

★No.4　ＮＫＫ <6943>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の8億円→11億円(前期は8.7億円)に37.5％上方修正し、一転して25.3％増益見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4172> 東和ハイシス 　東Ｓ 　 +40.52 　　2/ 6　　　1Q　　　143.42
<4570> 免疫生物研 　　東Ｇ 　 +29.62 　　2/ 6　　　3Q　　　　赤縮
<7636> ハンズマン 　　東Ｓ 　 +16.26 　　2/ 6　　上期　　　-15.14
<6943> ＮＫＫ 　　　　東Ｓ 　 +11.68 　　2/ 6　　　3Q　　　 20.98
<1909> 日本ドライ 　　東Ｓ　　 +9.46 　　2/ 6　　　3Q　　　 73.28

<4746> 東計電算 　　　東Ｓ　　 +8.35 　　2/ 6　本決算　　　　7.10
<7451> 三菱食品 　　　東Ｓ　　 +8.24 　　2/ 6　　　3Q　　　 31.23
<7018> 内海造 　　　　東Ｓ　　 +7.11 　　2/ 6　　　3Q　　　102.64
<1717> 明豊ファシリ 　東Ｓ　　 +5.85 　　2/ 6　　　3Q　　　 36.82
<7564> ワークマン 　　東Ｓ　　 +5.24 　　2/ 6　　　3Q　　　 -8.05

<9967> 堺商事 　　　　東Ｓ　　 +4.50 　　2/ 6　　　3Q　　　 28.77
<3634> ソケッツ 　　　東Ｓ　　 +3.14 　　2/ 6　　　3Q　　　　赤縮
<9259> タカヨシ 　　　東Ｇ　　 +2.75 　　2/ 6　　　1Q　　　 12.20
<7634> 星医療 　　　　東Ｓ　　 +2.55 　　2/ 6　　　3Q　　　 25.24
<7192> 日本モゲジＳ 　東Ｓ　　 +2.28 　　2/ 6　　　3Q　　　-11.13

<9074> 日石輸 　　　　東Ｓ　　 +2.20 　　2/ 6　　　3Q　　　 -0.10
<1867> 植木組 　　　　東Ｓ　　 +1.63 　　2/ 6　　　3Q　　　-25.66
<3317> フライングＧ 　東Ｓ　　 +1.42 　　2/ 6　　　3Q　　　-21.33
<6180> ＧＭＯメディ 　東Ｇ　　 +1.39 　　2/ 6　本決算　　　 20.52
<5036> ＪＢＳ 　　　　東Ｓ　　 +1.05 　　2/ 6　　　1Q　　　　　－

<5695> パウダテック 　東Ｓ　　 +0.98 　　2/ 6　　　3Q　　　-19.51
<4224> ロンシール 　　東Ｓ　　 +0.87 　　2/ 6　　　3Q　　　-47.28
<2469> ヒビノ 　　　　東Ｓ　　 +0.80 　　2/ 6　　　3Q　　　-90.95
<8006> ユアサフナ 　　東Ｓ　　 +0.57 　　2/ 6　　　3Q　　　 86.96
<4690> 日パレット 　　東Ｓ　　 +0.27 　　2/ 6　　　3Q　　　108.18

<3577> 東海染 　　　　東Ｓ　　 +0.09 　　2/ 6　　　3Q　　　 21.95

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース