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<動意株・20日>(大引け)=岡谷電機産業、アイケイ、プロパティAなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/20 15:05
 岡谷電機産業<6926.T>=大幅高で4連騰。同社はコンデンサーメーカーで、特にノイズ対策コンデンサーでは世界有数の商品シェアを持つ。また、その高技術力は電気自動車(EV)向けワイヤレス給電用共振コンデンサーなど成長商品開発にも生かされている。電動車の開発に注力するトヨタ自動車<7203.T>は2025年頃までにエンジン車のみの車種をゼロにする積極的な戦略を打ち出している。直近、トヨタは3000億円を投じて愛知県に新たな研究開発拠点および試験場を整備する方針が伝わっており、関連銘柄の株価を改めて刺激している。同社もその流れに乗った形だ。

 アイケイ<2722.T>=後場一段高。同社は午後0時40分ごろ、3月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。会社側によると、投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を図ることが目的という。また、株式分割に伴い株主優待制度を見直し、同社が提供するWEBサイトにおいてのみ同社商品の購入に使用できる買物金券を導入するなどの変更をあわせて発表した。

 プロパティエージェント<3464.T>=後場上げ幅を拡大。同社はこの日正午ごろ、ブロックチェーンを活用した不動産クラウドファンディングの研究の一環として、ブロックチェーン推進協会(BCCC)に入会したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同社では、BCCCへ入会することにより、国内外のブロックチェーン技術の情報について、あらゆる分野の人と情報交換を行うほか、実際のシステムやサービスでどのように活用するかさまざまな角度から研究を推進し、実用化の可能性を高めることを目的としているという。

 アスラポート・ダイニング<3069.T>=ストップ高。同社は「牛角」などの外食フランチャイズを展開しており、売上高、利益ともに高成長を継続、18年3月期も営業2ケタ増益を見込んでいる。訪日外国人の日本食ブームにも乗っており、インバウンド関連の切り口もある。19日、取引終了後に株主優待制度の拡充を発表。株主優待の提供回数を年1回から年2回に変更し、500株以上保有で3000円相当、1000株以上保有で6000円相当の商品を年2回贈呈することとし、これが大きく好感された。また、保有株数2000株以上の区分を新設し、1万5000円相当の商品を年2回贈呈。高級ステーキ店などを運営するスティルフーズと資本・業務提携することも発表しており、これも株価を刺激している。

 ネットマーケティング<6175.T>=急伸。同社は19日の取引終了後、3月13日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。会社側によると、投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることで、より投資しやすい環境を整えるとともに、投資家層の拡大を図るのが狙いとしている。また、18年6月期中に東京証券取引所本則市場への変更申請を行うとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。

 ウェッジホールディングス<2388.T>=急伸。同社は19日の取引終了後、破産状態にあるとして金融取引を禁止されていたタイ子会社グループ・リース社について、現地裁判所が金融取引再開を容認したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ
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