決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 積水ハウス、ヤーマン、ｇｕｍｉ (6月8日～14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ヤーマン <6630>
　18年4月期の連結経常利益は前の期比51.3％増の53.4億円に拡大したが、19年4月期は前期比6.5％減の49.9億円に減る見通しとなった。

▲No.2　シーズＨＤ <4924>
　18年7月期第3四半期累計(17年8月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比11.7％減の55.5億円に減り、通期計画の104億円に対する進捗率は53.4％にとどまり、5年平均の62.2％も下回った。

▲No.3　正栄食 <8079>
　18年10月期第2四半期累計(17年11月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比8.6％減の32.6億円に減り、従来の0.6％増益予想から一転して減益で着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6630> ヤーマン 　　　東１ 　 -22.02 　　6/13　本決算　　　 -6.47
<4924> シーズＨＤ 　　東１ 　 -20.92 　　6/11　　　3Q　　　-11.66
<8079> 正栄食 　　　　東１ 　 -14.92 　　6/11　　上期　　　 -8.61
<3903> ｇｕｍｉ 　　　東１ 　 -13.69 　　6/ 8　本決算　　　　　－
<4238> ミライアル 　　東１ 　 -13.28 　　6/ 8　　　1Q　　　 -9.58

<3031> ラクーン 　　　東１　　 -9.79 　　6/ 8　本決算　　　 17.87
<7916> 光村印 　　　　東１　　 -9.11 　　6/ 8　本決算　　　 10.71
<3246> コーセーＲＥ 　東１　　 -7.34 　　6/ 8　　　1Q　　　-97.90
<6387> サムコ 　　　　東１　　 -6.06 　　6/ 8　　　3Q　　　　黒転
<3134> Ｈａｍｅｅ 　　東１　　 -5.39 　　6/13　本決算　　　　9.87

<9681> 東京ドーム 　　東１　　 -5.32 　　6/ 8　　　1Q　　　 -8.82
<9678> カナモト 　　　東１　　 -4.93 　　6/ 8　　上期　　　　8.91
<1766> 東建コーポ 　　東１　　 -4.75 　　6/13　本決算　　　　1.07
<1928> 積水ハウス 　　東１　　 -4.60 　　6/ 8　　　1Q　　　 -8.80
<9621> 建設技研 　　　東１　　 -4.54 　　6/ 8　　　1Q　　　　赤転

<6184> 鎌倉新書 　　　東１　　 -4.34 　　6/14　　　1Q　　　 19.40
<6097> 日本ビューホ 　東１　　 -4.02 　　6/ 8　本決算　　　　8.15
<3193> 鳥貴族 　　　　東１　　 -3.69 　　6/ 8　　　3Q　　　 47.00
<1433> ベステラ 　　　東１　　 -3.51 　　6/ 8　　　1Q　　　 10.45
<8077> 小林産 　　　　東１　　 -3.39 　　6/13　　上期　　　　6.36

<3038> 神戸物産 　　　東１　　 -3.12 　　6/13　　上期　　　 -8.98
<3361> トーエル 　　　東１　　 -2.83 　　6/13　本決算　　　　5.32
<2910> Ｒフィールド 　東１　　 -2.55 　　6/ 8　本決算　　　　1.27
<8142> トーホー 　　　東１　　 -2.05 　　6/11　　　1Q　　　 -0.23
<6905> コーセル 　　　東１　　 -1.57 　　6/13　本決算　　　　3.67

<7856> 萩原工業 　　　東１　　 -0.85 　　6/11　　上期　　　 -5.07
<8917> ファースト住 　東１　　 -0.66 　　6/ 8　　上期　　　-18.18
<3421> 稲葉製作 　　　東１　　 -0.21 　　6/13　　　3Q　　　-49.92

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース