• 通期経常は赤字幅さらに拡大の見込み…
• 3Q累計売上高は6％減…
• 3Q累計は再び最終赤字に転落…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　サンコール <5985> [東証Ｓ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は38.5億円の赤字(前年同期は9.1億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の16億円の赤字→48億円の赤字(前期は5.5億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の9.1億円の赤字→41.1億円の赤字(前年同期は0.1億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は31.7億円の赤字(前年同期は3.4億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.8％→-7.6％に急悪化した。