ＣＫサンエツが５日続伸、２２日付で東証１部市場へ指定で配当予想も増額修正

　ＣＫサンエツ<5757.T>が５日続伸。１５日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、３月２２日付で東証２部から東証１部市場へ指定されることになったと発表しており、ＴＯＰＩＸ連動ファンドなどによる買い需要を先取りする形で買いが入っている。

　同社は伸銅、精密部品、配管・鍍金およびこれに付帯する事業を行っており、黄銅棒、黄銅線では国内最大手。１８年３月期連結業績予想は、売上高８２０億円（前期比２０．４％増）、経常利益５３億円（同３３．３％増）を見込んでいる。

　同時に、従来１５円を予定していた期末配当について、３０円増額して４５円にすると発表しており、これも好材料視されているようだ。普通配当を２０円増額して３５円にするとともに、東証１部指定を記念して記念配当１０円を実施する。なお、年間配当は６０円（従来予想３０円）となり、前期実績の２５円に対しては３５円の増配となる予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）