ＵＡＣＪが大幅続伸、２２年３月期業績及び配当予想を上方修正

　ＵＡＣＪ<5741.T>が大幅続伸している。４日の取引終了後、２２年３月期の連結業績予想について、売上高を７０００億円から７５００億円（前期比３１．６％増）へ、営業利益を３３０億円から５００億円（同４．５倍）へ、純利益を１２０億円から２００億円（前期３２億６９００万円の赤字）へ上方修正し、あわせて４０円を予定していた期末一括配当を８５円に引き上げると発表したことが好感されている。

　アルミ地金価格の上昇による棚卸資産影響の好転や、北米を中心とした事業環境の好転に伴う販売数量の増加が要因という。また、想定していたコロナリスクが抑制傾向にあることも寄与する。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高３６５０億３６００万円（前年同期比３８．０％増）、営業利益２９８億６６００万円（前年同期１１億２２００万円の赤字）、最終利益１７３億円（同５０億５２００万円の赤字）だった。

出所：MINKABU PRESS