ＵＡＣＪ、今期経常を60％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も45円増額

　ＵＡＣＪ <5741> が11月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は257億円の黒字(前年同期は26億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の250億円→400億円(前期は59.5億円)に60.0％上方修正し、増益率が4.2倍→6.7倍に拡大し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比65.9％増の142億円に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→85円(前期は無配)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は142億円の黒字(前年同期は26.4億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.4％→8.7％に急改善した。

株探ニュース