邦チタ、今期経常を25％上方修正、配当も6円増額

　東邦チタニウム <5727> [東証Ｐ] が10月27日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の64億円に急拡大し、従来予想の50億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の80億円→100億円(前期は51.7億円)に25.0％上方修正し、増益率が54.5％増→93.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比38.6％増の35.9億円に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の22円→28円(前期は15円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の34.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.5％→17.0％に急改善した。

株探ニュース