1,652円
東邦チタニウムのニュース
日経平均株価
始値 29136.74
高値 29136.74(09:00)
安値 28957.98(14:59)
大引け 28964.08(前日比 -54.25 、 -0.19% )
売買高 15億1255万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆5356億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は54円安と3日続落、2万9000円を割り込む
2.前日のNYダウは下落もナスダック指数は上昇し最高値に迫る
3.東京市場は朝高も上値は重く、後場に入り膠着状態が強まる
4.郵船やJAL、コマツ、三菱UFJなど景気敏感株は売り優勢
5.東エレクや村田製、日電産などハイテク株は買い優勢で堅調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比210ドル安と4日続落した。FOMCの結果を受け金融株や景気敏感株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は小幅に3日続落。前場はハイテク株などが買われ堅調に推移したが、景気敏感株は軟調で後場に入り売りに押された。
前日のニューヨーク市場でNYダウは下落したものの、ナスダック指数は上昇し最高値に接近した。これを受けた東京市場でも半導体株などハイテク株が堅調な値動きとなり、日経平均は寄り付きに110円強の上昇でスタートした。ただ、買い一巡後は上値が重い展開。景気敏感株などには売りが目立ち、後場に入り日経平均はマイナス圏に転じ5日ぶりに2万9000円を割り込んだ。日銀金融政策決定会合の結果が発表されたが、金融政策は現状維持で相場への影響は限定的だった。全体相場は後場にかけ一進一退の膠着状態が続いた。
個別銘柄では、トヨタ自動車<7203>やソフトバンクグループ<9984>が安く、日本郵船<9101>やコマツ<6301>、日本航空<9201>、日本製鉄<5401>といった海運や空運、鉄鋼などの景気敏感株が安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株も値を下げた。日立製作所<6501>や伊藤忠商事<8001>も軟調だった。
半面、ソニーグループ<6758>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、村田製作所<6981>といったハイテク株が値を上げ、任天堂<7974>も堅調。ファナック<6954>やエムスリー<2413>、信越化学工業<4063>が買われた。エーザイ<4523>が急伸した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523> 、ファストリ <9983> 、エムスリー <2413> 、東エレク <8035> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約90円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、トヨタ <7203> 、SBG <9984> 、資生堂 <4911> 、中外薬 <4519> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約67円。
東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)精密機器、(2)その他製品、(3)電気機器、(4)電気・ガス業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)空運業、(4)保険業、(5)鉄鋼。
■個別材料株
△ファンコミ <2461>
300万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△バイタルKS <3151>
200万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△スペースマ <4487> [東証M]
「逃げ恥」を再現した空間のレンタル予約を開始。
△エーザイ <4523>
米製薬大手と抗体薬物複合体に関する独占的提携契約を締結。
△HMT <6090> [東証M]
東京医科歯科大と新型コロナ感染症に関する共同研究契約を締結。
△ハーモニック <6324> [JQ]
子会社ウィンベル株式を追加取得し完全子会社化へ。
△三井ハイテク <6966>
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を引き上げ。
△フォーバルR <9423> [JQ]
デルフィーノの新型コロナウイルス減少効果を確認。
△メタウォータ <9551>
SMBC日興証券が投資評価「2」でカバレッジを開始。
△ダイセキ <9793>
SMBC日興証券が投資評価「1」でカバレッジを開始。
▼フリークHD <6094> [東証M]
第3四半期業績でデリバティブ取引評価損を計上。
▼クロスフォー <7810> [JQ]
株主優待制度の一部変更を嫌気。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)MSジャパン <6539> 、(2)三井ハイテク <6966> 、(3)バイタルKS <3151> 、(4)大倉工 <4221> 、(5)大同工 <6373> 、(6)メック <4971> 、(7)メドピア <6095> 、(8)三谷セキ <5273> 、(9)ドリームI <4310> 、(10)エーザイ <4523> 。
値下がり率上位10傑は(1)アジア投資 <8518> 、(2)GMB <7214> 、(3)ピラー <6490> 、(4)パーク24 <4666> 、(5)フォーカス <4662> 、(6)新電元 <6844> 、(7)ウイルプラス <3538> 、(8)郵船 <9101> 、(9)三陽商 <8011> 、(10)邦チタ <5727> 。
【大引け】
日経平均は前日比54.25円(0.19%)安の2万8964.08円。TOPIXは前日比17.01(0.87%)安の1946.56。出来高は概算で15億1255万株。東証1部の値上がり銘柄数は540、値下がり銘柄数は1570となった。日経ジャスダック平均は3962.12円(12.07円安)。
[2021年6月18日]
株探ニュース
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