大紀ア、10-12月期(3Q)経常は89％増益、今期配当を10円増額修正

　大紀アルミニウム工業所 <5702> が1月31日大引け後(15:10)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の140億円に急拡大し、通期計画の186億円に対する進捗率は75.4％に達し、5年平均の64.6％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比1.1％減の45.9億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の50円→60円(前期は28円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比88.9％増の40.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.2％→6.7％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社の利益配分の基本政策は、企業収益の状況に対応して安定的な配当を維持することを基本とし、企業体質の強化、今後の事業展開に備えるための内部留保の充実等を勘案して決定すべきものと考えております。　当期の業績見通しを勘案した結果、期末配当金につきましては、前回予想から10円増配し、１株当たり35円とさせていただくことといたしました。　なお、これにより中間配当金と合わせた年間配当金は60円となる見込みです。