栗本鉄、前期経常を一転4％増益に上方修正

　栗本鐵工所 <5602> が5月7日大引け後(15:25)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の21億円→32億円(前の期は30.7億円)に52.4％上方修正し、一転して4.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.5億円→25.5億円(前年同期は16億円)に75.4％増額し、一転して59.5％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2018年度通期の連結業績予想につきましては、売上高におきまして、全体的に出荷が堅調に推移したことなどで計画を若干上回る見込であります。 　利益面におきましては、売上構成において、比較的粗利率の高い製品の出荷比率が増加したことによる増益に加え、製造原価での原価低減、販売管理費の削減効果などで営業利益、経常利益とも計画を上回る見込であります。 　親会社株主に帰属する当期純利益におきましては、災害による損失の計上などがありましたが、上記の増益を含み計画を上回る見込であります。