高周波、今期経常を17％下方修正

　日本高周波鋼業 <5476> が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は4.1億円の黒字(前年同期は16.3億円の赤字)に浮上して着地した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の6億円の黒字→5億円の黒字(前期は17.6億円の赤字)に16.7％下方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3.7億円の黒字→2.7億円の黒字(前年同期は4.7億円の赤字)に27.0％減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.8億円の黒字(前年同期は3.4億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-5.3％→1.5％に急改善した。

株探ニュース