合同鉄、今期経常を10％上方修正

　合同製鐵 <5410> が2月1日後場(13:30)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比96.9％増の39.5億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の50億円→55億円(前期は21.4億円)に10.0％上方修正し、増益率が2.3倍→2.6倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の26.7億円→31.7億円(前年同期は8.2億円)に18.7％増額し、増益率が3.3倍→3.9倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の16.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.7％→3.5％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成31年3月期通期連結業績予想につきましては、メタルスプレッドが当初計画より拡大することや、コスト削減の進捗により、営業利益及び経常利益が前回公表予想値を上回る見通しとなりました。なお、当社船橋製造所の製鋼工場が電気炉用トランス故障により、一時的に操業休止しておりましたが、既に復旧しております。当該休止影響につきましては、上記業績予想修正に織り込んでおります。　また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、本日公表しております「平成31年3月期第3四半期　有価証券評価損に関するお知らせ」に記載の有価証券評価損の計上等を考慮しております。(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。