日コン、今期経常を19％上方修正・31期ぶり最高益、配当も3円増額

　日本コンクリート工業 <5269> が2月12日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比63倍の24.6億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の24億円→28.5億円(前期は2.9億円)に18.8％上方修正し、増益率が8.2倍→9.7倍に拡大し、31期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.3億円→14.8億円(前年同期は3.5億円)に43.6％増額し、増益率が2.9倍→4.2倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の6円→9円(前期は2円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比11倍の10.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.2％→7.9％に急改善した。

株探ニュース