オハラが冴えない、今１０月期業績予想下方修正で買い手控え

　光学ガラスメーカーのオハラ<5218.T>が冴えない動き。同社は１１日、１４年１０月期通期の連結業績予想の修正を発表した。売上高は従来予想の２６１億円から２４９億円（前期比４．６％減）、営業利益は５億９０００万円から３億５０００万円（前期は６億７４００万円の赤字）、最終利益は４億１０００万円から３億１０００万円（同４０億５００万円の赤字）とそれぞれ下方修正しており、これが買いを手控えさせている。レンズ交換式デジタルカメラ市場が弱含みで推移しているほか、エレクトロニクス事業で一部の製品の納期変更が生じたことが売上高見通しの減額につながっている。損益面では遊休資産の売却に伴う特別利益を計上したものの、売上高減少による影響が大きかった。

オハラの株価は９時４４分現在５９４円（▼２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）