決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ヤーマン、オハラ、クスリアオキ (12月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月12日から13日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ジェイリース <7187>
　19年3月期の連結経常損益を従来予想の4億4000万円の黒字→1億7000万円の黒字(前期は3700万円の赤字)に61.4％下方修正した。

▲No.2　正栄食 <8079>
　18年10月期の連結経常利益は前の期比10.6％減の48.8億円になり、19年10月期も前期比2.8％減の47.5億円に減る見通しとなった。

▲No.3　オハラ <5218>
　18年10月期の連結経常利益は前の期比65.3％増の37億円に拡大したが、19年10月期は前期比21.7％減の29億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7187> ジェイリース 　東１ 　 -17.60 　 12/13　　上期　　　-33.33
<8079> 正栄食 　　　　東１ 　 -15.45 　 12/13　本決算　　　 -2.76
<5218> オハラ 　　　　東１ 　 -13.49 　 12/13　本決算　　　-21.73
<6630> ヤーマン 　　　東１　　 -8.54 　 12/13　　上期　　　 28.69
<2695> くら 　　　　　東１　　 -5.26 　 12/13　本決算　　　　1.50

<1766> 東建コーポ 　　東１　　 -4.43 　 12/13　　上期　　　 -6.53
<3921> ネオジャパン 　東１　　 -3.94 　 12/13　　　3Q　　　 13.84
<3480> ＪＳＢ 　　　　東１　　 -2.23 　 12/13　本決算　　　　4.84
<3549> クスリアオキ 　東１　　 -0.35 　 12/13　　上期　　　 14.05

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース