アンジェスがカイ気配スタート、新型コロナに対するワクチン開発がＡＭＥＤの公募事業に採択◇

　アンジェス<4563.T>がカイ気配スタートとなっている。この日の寄り前、同社が大阪大学と共同開発している「新型コロナウイルスを標的としたワクチン実用化開発」が、日本医療研究開発機構（ＡＭＥＤ）の公募事業「新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発」に採択されたと発表。ＡＭＥＤの支援により開発が加速するとの期待から買いが入っている。

　またアンジェスは２１日、大阪大学との新型コロナウイルス向けＤＮＡワクチンの共同開発に関して、新たにＡＧＣ<5201.T>グループのＡＧＣ　Ｂｉｏｌｏｇｉｃｓと米サイティバ（日本法人グローバルライフサイエンステクノロジーズジャパン）が参画すると発表しており、これも好材料視されている。両社はワクチンの製造強化を目的に、製造を担当とするタカラバイオ<4974.T>の協力体制に加わることになるという。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS