相模ゴムが続落、今期経常３割減益予想を嫌気

　相模ゴム工業＜5194.T＞が続落。１６日取引終了後に今１５年３月もの連結業績を発表し、売上高４４億円（前期比２．３％増）と増収ながら、経常利益は４億３０００万円（同２９．７％減）と大幅減益を予想したことが嫌気されている。前期に為替差益２億９００万円を計上した反動で利益水準が低下する。
　前１４年３月期の連結決算は、売上高４３億１００万円（前の期比６．９％増）、経常利益６億１１００万円（同３３．５％増）と増収大幅増益になった。ポリウレタン製コンドームが堅調に推移、売上高が計画を上回り、為替差益を計上したことが利益を押し上げた。

相模ゴムの株価は１０時４１分現在３００円（▼１３円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）