藤倉ゴムが後場急落、産業用資材やスポーツ用品悪化で１９年３月期業績予想を下方修正

　藤倉ゴム工業<5121.T>が後場急落している。午後２時ごろ、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を３３８億円から３３４億円（前期比１．２％減）へ、営業利益を２０億円から１１億円（同４５．０％減）へ、純利益を１５億円から１０億円（同３３．３％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　北米自動車部品メーカーによる在庫調整や中国市場の減速、液晶・半導体関連メーカーの設備投資減速などで産業用資材の業績が計画より悪化していることに加えて、一部メーカーのゴルフクラブ発売が見通しよりも遅れたことの影響を受けてスポーツ用品も計画を下回る見通しという。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１８年４～１２月）決算は、売上高２４９億２７００万円（前年同期比１．５％減）、営業利益９億５１００万円（同５３．３％減）、純利益７億６８００万円（同５４．２％減）だった。

出所：minkabuPRESS