ＴＯＹＯ、上期経常を一転3％増益に上方修正・最高益、通期も増額、配当も12円増額

　ＴＯＹＯ　ＴＩＲＥ <5105> [東証Ｐ] が5月12日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比28.3％増の205億円に伸びた。
　併せて、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の201億円→300億円(前年同期は292億円)に49.3％上方修正し、一転して2.7％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の446億円→530億円(前期は559億円)に18.8％上方修正し、減益率が20.2％減→5.2％減に縮小する見通しとなった。

　同時に、今期の上期配当を従来計画の26円→30円に増額し、下期配当も従来計画の32円→40円に増額修正した。年間配当は70円(前期は76円)となる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の14.5％→15.9％に上昇した。

株探ニュース