決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ショクブン、ＵＭＮ、クレオ (10月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月29日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＵＭＮ <4585>
　19年12月期第3四半期累計(1-9月)の最終損益(非連結)は5.3億円の赤字(前年同期は5.8億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.2　クレオ <9698>
　20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の4.7億円に急拡大し、従来予想の2.5億円を上回って着地。

★No.3　プロパテＤＢ <4389>
　20年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.7％増の1億円に拡大し、通期計画の3.1億円に対する進捗率は前年同期の27.8％を上回る34.8％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4585> ＵＭＮ 　　　　東Ｍ 　 +21.47 　 10/30　　　3Q　　　　赤拡
<9698> クレオ 　　　　ＪＱ 　 +15.43 　 10/30　　上期　　　157.61
<4389> プロパテＤＢ 　東Ｍ 　 +10.86 　 10/30　　上期　　　 31.71
<9969> ショクブン 　　東２ 　 +10.29 　 10/30　　上期　　　　黒転
<6382> トリニ工 　　　東２　　 +8.94 　 10/30　　上期　　　112.75

<9055> アルプス物流 　東２　　 +7.14 　 10/30　　上期　　　 -6.61
<7229> ユタカ技研 　　ＪＱ　　 +5.97 　 10/30　　上期　　　-15.85
<3420> ケーエフシー 　東２　　 +5.00 　 10/30　　上期　　　 45.12
<3077> ホリイフード 　ＪＱ　　 +4.91 　 10/30　　上期　　　-69.74
<5781> 東邦金 　　　　東２　　 +4.51 　 10/30　　上期　　　　赤転

<9799> 旭情報 　　　　東２　　 +3.81 　 10/30　　上期　　　 18.84
<1775> Ｅ＆Ｃ 　　　　東２　　 +3.20 　 10/30　　上期　　　　4.63
<6591> 西芝電 　　　　東２　　 +3.09 　 10/30　　上期　　　　黒転
<6822> 大井電気 　　　ＪＱ　　 +2.65 　 10/30　　上期　　　　赤縮
<3426> アトムリビン 　ＪＱ　　 +2.04 　 10/30　　　1Q　　　 28.29

<7299> フジオーゼ 　　東２　　 +0.93 　 10/30　　上期　　　 -9.69
<4705> クリップ 　　　ＪＱ　　 +0.89 　 10/30　　上期　　　　5.00
<6414> 川重冷熱 　　　ＪＱ　　 +0.73 　 10/30　　上期　　　　赤拡
<5484> 東北鋼 　　　　ＪＱ　　 +0.63 　 10/30　　上期　　　-13.94
<8700> 丸八証券 　　　ＪＱ　　 +0.61 　 10/30　　上期　　　-65.83

<7559> ＧＦＣ 　　　　ＪＱ　　 +0.40 　 10/30　　上期　　　　赤転
<9377> ＡＧＰ 　　　　ＪＱ　　 +0.17 　 10/30　　上期　　　 -5.54
<9701> 会舘 　　　　　東２　　 +0.14 　 10/30　　上期　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース