決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … 中外薬、ディスコ、オービック (7月21日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月20日から21日の決算発表を経て22日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　オービック <4684>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比29.6％増の184億円に伸び、通期計画の656億円に対する進捗率は28.2％となり、5年平均の24.3％とほぼ同水準だった。

★No.2　中外薬 <4519>
　22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比72.8％増の2041億円に拡大した。

★No.3　ナガセ <9733>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.4倍の3.9億円に急拡大したが、通期計画の60.9億円に対する進捗率は6.5％となり、前年同期の1.8％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4684> オービック 　　東Ｐ　　 +4.00 　　7/21　　　1Q　　　 29.57
<4519> 中外薬 　　　　東Ｐ　　 +1.88 　　7/21　　上期　　　 77.93
<9733> ナガセ 　　　　東Ｓ　　 +0.36 　　7/21　　　1Q　　　338.46
<6146> ディスコ 　　　東Ｐ　　 +0.16 　　7/21　　　1Q　　　 54.33

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした22日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース